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賢者の孫 5巻まで

Category私の本棚~ラノベ編
今日はラノベ「賢者の孫」の紹介です。

一応、異世界転生物、余り異世界から来たことを強調しない異世界転生物ですね。

1歳の赤ん坊に転生した主人公シン。
拾ったのは国をも滅ぼす力を持つ魔人を討伐したとして名高い英雄達。
前世での知識を生かし何も無い森の中で魔法、魔法具作成、剣術の英才教育を施され規格外の力を身につける。
いよいよ成人(15歳)を迎え将来を考えだした際に常識を教育してなかったことに気がつく。

常識を学ぶため魔法学院へ入学する為に森を出たシン。
英雄の孫として注目を集め入学するシン、同じく成績優秀者だけで構成されるSクラスの面々と再び活動を開始した魔人との闘いに挑んでいくというお話。

【この作品のいいところ】
・一方的に好意が集まるハーレム系主人公でないところ
【この作品の悪いところ】
・個性らしい個性がない

【考えどころ】
異世界転生もののテンプレを書くとこんな感じだと思っています。
1:転生してきていきなり規格外の能力
2:複数の女子に愛されるハーレム設定
3:本人は朴念仁
4:能力を見せると周囲はドン引き
これをフルで満たさないように工夫をするのが作家の仕事です。

本作をこのベクトルで見ると1に該当、2は1巻で出会うヒロインに一目惚れしひたすらイチャイチャするので非該当です。
3は割と己の欲望に忠実。
4はこの作品の特徴ですがシンが何かやる→周囲「だから自重しろ」という展開。
周りがチートだねって主人公を上げる展開って、そんなに面白いのかな。

異世界ものをよく読むのですが水戸黄門を見るような感じです。
お約束の範囲内でどこまで遊べるか。
読後に深い感銘を受けることもないのですが、頭をカラにして読めるあたりが好きなのでしょう。
また他人に対する評価等が結局好き嫌いとかに左右されるサラリーマン社会に何処か飽き飽きしていてレベルとかステータスが第三者にも明示された世の中だといいなという潜在的願望がこの種の作品に引き寄せられる原因なのかもしれません。

お勧め指数(10段階):6

書棚保管数:5
累計書棚保管数:615




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