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2019-09-16 (Mon) 22:08

決断に伴う責任

会社には社長とか部長とか平社員とかいるけど、それは人間としての優劣を示すものでも何でもない。
仕事って1点で能力値を高い順にソートして上からクラスを振っていけば効率的に集団活動ができるってだけのシステムにすぎない。
いや仕事って1点においてすら順ソートできずにいるのかもしれないな…

上位のカーストにいる人間は大きな権力のもと決定を下すことができる。
ただの効率値でソートされた上位者が人間として上位に立ったと勘違いして考えのない決定をすることによって別の誰かの人生が動くってことに対して無自覚な人間がとても多いと思う。

繁華街に金を落としたり、バブル期に欲におぼれて過剰な投資をしたバカのせいで一生が変わった人もいるだろう。
過剰な労働を部下に押し付け1年や2年じゃ解決できない心の病を負わせた人間もいるだろう。
気軽に命じた単身赴任や人事異動で将来設計が狂った人もいるだろう。
ルーティンワークを期待され成長意欲をなくした人もいるだろう。

最初の2つは誰がどう見ても悪いように思えるが後半2つはどうだろう。
欠員が出れば補充しなければならないし、ルーティンワークだってやる人がいなければ会社は動かない。
私が言いたいのは善悪ではなく上位者の決定は下位者の一生を左右するということを心に留めて決定する人が余りにも少ないと思うってことだ。

今回、私は会社を退職する。
退職に至った原因には様々なものがあるが「良く考え抜いたうえで決めたこと」とは思えない決定のいくつかが私の心を遠ざけたことを否定しない。
課長になった時の話なんだが、管理職が人事異動でいなくなった際に親会社はある次長を私の会社に出向させて部長にすべく私の会社の社長と話をしたらしい。
そのとき社長は「●●程度を出してもらって孔明のやる気を削いでもらっては困る。一度、彼に会って話をしてから彼を昇進させるか決めて欲しい。」と親会社の社長に意見したそうだ。
私の性格や仕事を見て、今後も働きやすいように気を配ってくれた。
ここまでの配慮を今の会社に求めてはいないが、この精神とは対極にあるような決定がいくつかあったのは事実だ。

一方、私も決して良いとは言えない部署のムードをほったらかしにして次の会社へ移る。
その元凶となる存在がより密接に私の部署に関与するようになるのは自明の理でメンバーから取ってみれば「信じて指示を聞いてきたのにどういう事ですか」という心境となってもおかしくない。
私の決断で誰かの今後が変わる。
上に立つ人間は決断の持つ意味だけは、しっかり心に刻んでいなければいけない。
それが優劣などつけれない人間が別の人間に命令をするということの代償のような気がしてならないのだ。

会社名も人間関係のディテールも記してないのでイマイチ抽象的で何が言いたいのか解らない文章かもしれない。
まあ仕事関係の話をSNSでダラダラとするのもあれなんで興味があればオフ会とかの二次会あたりで聞いて欲しい。




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最終更新日 : 2019-09-16

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