転職をする際に気を付けていることは「転職という選択そのものを後悔しない」ことです。
入った会社が思ったものと違ったり、人間関係で苦労したり、業績が振るわずに自らが苦しむ状況となったとしても自らの決断そのものを肯定的に捉えることができるようにしておきたいものです。
辞めなきゃ良かった…こんな後悔程意味のないものはありません。
「自らの成長のため」というポジティブの塊のような転職動機の方には全く役に立ちませんが何かしらの不満の解消のために転職する多くの私を含めた一般人向けにそんなことにならない為のハウツーの1つを紹介します。
1.本音で転職したい理由を箇条書きにして列挙する
面接に使う履歴書・職務経歴書・自己アピールを考える前にまず自分の本音と向き合ってみましょう。
面接では言えない本音をノートの左側に箇条書きにします。
お金と労働時間は重要ですので不満で無くとも記載し、できれば不満度合を大中小くらいで区分してもいいでしょう。
箇条書きが終わったら、在職したままでその不満が解消できないかを記載します。
例)黒猫さんの場合
・給料が安い
⇒@歳年上の先輩の年収は***万円程度、自分もそこまで行けば良い方なので当面変わらない
・残業が多い
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
・個人事業主が経営しているので定年まで会社そのものが存続していない恐れがある
⇒自分も独立しない限りは状況は変わらない
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
次にノートの右に転職でその問題がクリアできるかを記載します。
・給料が安い
⇒@歳年上の先輩の年収は***万円程度、自分もそこまで行けば良い方なので当面変わらない
転職エージェントには年収最低50万円増を希望し求人オファーもある程度あるので
転職で給与面は確実にクリアされる
・残業が多く手当の不払いがある
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
残業時間の目安は示されているが不払い部分があるかは入社してみないと解らない
転職先の規模が大きければ大きいほどコンプライアンスがある程度守られていると予想
・個人事業主が経営しているので定年まで会社そのものが存続していない恐れがある
⇒自分も独立しない限りは状況は変わらない
一定規模があれば事業承継がなされるので、現状よりは改善される
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
入ってみないと解らない
(右の頁に書いている部分を赤にしています)
こうやって状況を整理すると黒猫さんにとって転職はいつかしなければならないものだということがある程度整理され、会社の選択においては
給与はそんなに意識しなくても上がるから重視しなくてもよく
ある程度安定した会社の方が過剰な残業や不払いに遭遇するリスクが低く
中の人間関係は入ってみて外れなら仕方ない
という考えで会社選びが行えます。
白猫さんの場合です。
・給料に不満はない
⇒-
転職エージェントには現年収程度を希望しているが残業時間の問題さえクリアされるなら
多少の減は問題ないと伝えている
・残業が多く手当の不払いがある
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
月平均残業30時間以内で探す
・土日出勤がある
⇒サービス業なので状況は変わらない
暦通りの休みを希望
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
入ってみないと解らない
白猫さんは給与などが多少下がっても平日働く会社を探したいということが明確になりました。
こうして自分の不満と向かいあえば転職先に対して何は我慢できて何が我慢できないかがある程度明確になります。
お金と労働時間しか書いていませんが「上司が全部決めて裁量が無い」「営業から事務まで幅広くローテーションがある」等のある程度社会経験を積んだ方ならある程度は感じる不満が転職のファクターであるなら、それをどれ程重要視しているかも文字にすることが望ましいです。
先の例だと「裁量のある会社「ジョブローテーションの無い会社」を選択肢とすることでこれらの問題はクリアされるのですから…
ここを明確にしておくことには2つの意味があります。
1つ目はその会社に入ってから。
ちょっとした不満で何となく職を変えることを繰り返すとどこの会社にも受からない首尾一貫性のないキャリアが形成されます。
これを防止するためにも譲れるものとそうでないものははっきりさせておきましょう。
2つ目は面接対策。
仕事において何を重要視するかという質問やお金や時間に関する質問への答え作りの基本スタンスができるということです。
何で自分が会社を辞めようと思ったのか
辞めてどうしたいのか
初めての転職をする際には、この辺を一度整理しておくと良いと思います。

魔法使いと黒猫のウィズランキング
入った会社が思ったものと違ったり、人間関係で苦労したり、業績が振るわずに自らが苦しむ状況となったとしても自らの決断そのものを肯定的に捉えることができるようにしておきたいものです。
辞めなきゃ良かった…こんな後悔程意味のないものはありません。
「自らの成長のため」というポジティブの塊のような転職動機の方には全く役に立ちませんが何かしらの不満の解消のために転職する多くの私を含めた一般人向けにそんなことにならない為のハウツーの1つを紹介します。
1.本音で転職したい理由を箇条書きにして列挙する
面接に使う履歴書・職務経歴書・自己アピールを考える前にまず自分の本音と向き合ってみましょう。
面接では言えない本音をノートの左側に箇条書きにします。
お金と労働時間は重要ですので不満で無くとも記載し、できれば不満度合を大中小くらいで区分してもいいでしょう。
箇条書きが終わったら、在職したままでその不満が解消できないかを記載します。
例)黒猫さんの場合
・給料が安い
⇒@歳年上の先輩の年収は***万円程度、自分もそこまで行けば良い方なので当面変わらない
・残業が多い
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
・個人事業主が経営しているので定年まで会社そのものが存続していない恐れがある
⇒自分も独立しない限りは状況は変わらない
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
次にノートの右に転職でその問題がクリアできるかを記載します。
・給料が安い
⇒@歳年上の先輩の年収は***万円程度、自分もそこまで行けば良い方なので当面変わらない
転職エージェントには年収最低50万円増を希望し求人オファーもある程度あるので
転職で給与面は確実にクリアされる
・残業が多く手当の不払いがある
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
残業時間の目安は示されているが不払い部分があるかは入社してみないと解らない
転職先の規模が大きければ大きいほどコンプライアンスがある程度守られていると予想
・個人事業主が経営しているので定年まで会社そのものが存続していない恐れがある
⇒自分も独立しない限りは状況は変わらない
一定規模があれば事業承継がなされるので、現状よりは改善される
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
入ってみないと解らない
(右の頁に書いている部分を赤にしています)
こうやって状況を整理すると黒猫さんにとって転職はいつかしなければならないものだということがある程度整理され、会社の選択においては
給与はそんなに意識しなくても上がるから重視しなくてもよく
ある程度安定した会社の方が過剰な残業や不払いに遭遇するリスクが低く
中の人間関係は入ってみて外れなら仕方ない
という考えで会社選びが行えます。
白猫さんの場合です。
・給料に不満はない
⇒-
転職エージェントには現年収程度を希望しているが残業時間の問題さえクリアされるなら
多少の減は問題ないと伝えている
・残業が多く手当の不払いがある
⇒少なくとも5年は現況に変化はない
月平均残業30時間以内で探す
・土日出勤がある
⇒サービス業なので状況は変わらない
暦通りの休みを希望
・上司がワンマンで公私混同が甚だしい
⇒仕事面で存在感を高め代表に直訴し上司を追放できる可能性は極めて低い
入ってみないと解らない
白猫さんは給与などが多少下がっても平日働く会社を探したいということが明確になりました。
こうして自分の不満と向かいあえば転職先に対して何は我慢できて何が我慢できないかがある程度明確になります。
お金と労働時間しか書いていませんが「上司が全部決めて裁量が無い」「営業から事務まで幅広くローテーションがある」等のある程度社会経験を積んだ方ならある程度は感じる不満が転職のファクターであるなら、それをどれ程重要視しているかも文字にすることが望ましいです。
先の例だと「裁量のある会社「ジョブローテーションの無い会社」を選択肢とすることでこれらの問題はクリアされるのですから…
ここを明確にしておくことには2つの意味があります。
1つ目はその会社に入ってから。
ちょっとした不満で何となく職を変えることを繰り返すとどこの会社にも受からない首尾一貫性のないキャリアが形成されます。
これを防止するためにも譲れるものとそうでないものははっきりさせておきましょう。
2つ目は面接対策。
仕事において何を重要視するかという質問やお金や時間に関する質問への答え作りの基本スタンスができるということです。
何で自分が会社を辞めようと思ったのか
辞めてどうしたいのか
初めての転職をする際には、この辺を一度整理しておくと良いと思います。
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最終更新日 : 2019-10-24