俺を好きなのはお前だけかよ ８巻

今日は俺を好きなのはお前だけかよの８巻です。

前回５巻まで紹介したのですが６巻及び７巻の展開に可もなく不可もなくという印象しか残らなかったので今日は８巻だけの紹介です。

今回の話は主人公のジョーロの話ではなく仮面を被り偽りの自分を演じながら野球部のエースとしてジョーロの親友として過ごしてきたサンチャンのお話。

事故による記憶喪失によって生じた人格アネモネ。
少しファンタジーな感はありますがサンチャンと野球部の面々の関係性とかパンジーに振られた後のサンチャンの新しい一歩が描かれた８巻。
月並みな感想ですがなかなか良かったです。

これを読んでる時に何故か頭の中にZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」が流れているような気になりました。
「君と夏の終わり 将来の夢大きな希望 忘れない １０年後の８月 また出会えるのを 信じて」
どこか物悲しさも残る夏の一コマ。
実在の人間であれば、あんなこともあったと遠い目でいつか振り返る景色。
少し自分の高校時代を思い返してみました。


書棚保管数：８
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