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フォルセス公国戦記

Category私の本棚~ラノベ編
Amazon商品検索が上手く行かん。

皇歴1501年10月、美貌と武勇で知られる公女エリザ・ファウネル率いるフォルセス公国は、絶望的な防戦の準備に追われていた。
領土への野心を隠さぬ教皇軍最高司令官チェザーレが、圧倒的な大軍を率いて突然の侵攻をはじめたからだ。
いかに奮戦しようと、多勢に無勢。
フォルセスは屈辱の降伏を強いられる。
悲壮な覚悟を決めるエリザ。
だが、その横に従う彼女の幼馴染みの官吏リノ・バルダートは、ひとり静かに呟いた。
――さあ、ここからが俺の仕事だ、と。
弁舌と機略で、敗北をひっくり返せ!
俊英の策士が無双の剣姫を盤上で操り勝利へと導く、本格戦記ファンタジーが開幕!!

【この作品のいいところ】
・内政や外交にフューチャーした舞台設定
【この作品の悪いところ】
・活かしきれてない設定

【考えどころ】
チェザーレに降伏するところから物語は始まるのだが、経済力をつけ外交で後ろ盾を得て反抗するというのが基本戦略となるのだがその政策や外交に目新しさを感じないのが残念なところです。
まあ中世を舞台にした作品なら歴史をなぞる形になるので目新しさを出すのは非常に難度の高いものになるのでしょうが
それならそれで何か工夫が欲しい所です。
そういう意味でいうと三国志とは素晴らしいですね。
赤壁で孔明が呉の重臣たちを論破していくシーンは外交のダイナミズムを小気味よく表現しています。
また戦描写ですが徐庶が八門金鎖の陣を打ち破るくだりとか、赤壁のくだり等は下手な俺TUEEEEノベルでは出せない爽快感に満ち溢れています。
事実はフィクションを超越するのでしょうか。
軍師ではなく官吏リノを主人公にしたのですが戦場では神将の如き活躍を見せるエリザパートとリノの本業である内政・外交パートの描写比率が今後のこの作品の評価を決めるような気がしてなりません。

お勧め指数(10段階):5

書棚保管数:2
累計書棚保管数:484

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