うるさいくらいにCMをやってたグラブルのガチャでどうやら炎上騒動のようです。
基本的には出現率アップを謳ったものの、どうにもその効果が疑わしいというところが問題のようですが、ソシャゲというものにルールがどのレベルまで必要なのか少し真面目に考えてみようと思います。
1) ガチャ確率の公表は必要か。
限定的に必要だと思います。
例えばパズドラの場合、同一レアリティ間でも出現率に差異があるような体感があります。
仮にこれが真として同一レアリティに対する出現率が異なることを容易に想像できるユーザーは相対的に少数なのではないかと思います。
個体ごとの確率公表までは求めませんが★8なら○%から○%みたいな形でしっかり明示することは運営側が容易に排出率を操作していないという信頼感をユーザーに与える健全な方法では無いでしょうか。
2) 課金の最大値を抑えるような規制は必要か
最大レアの排出期待値を5万円程度に置く程度の規制。
大半の人には影響ないレベルの規制で十分だと思います。
パズドラですと5,000円につき17回のガチャが引けますので1/170が最大レアくらいまでは許容できます。
ちなみに1/170ですと1,500回ガチャしても引けないことは極稀に生じます。
この期待値を極端に低く設定、例えば1/50程度にすることには反対です。
無料で配布し無課金でもある程度遊べるゲームというのは、言い方を変えれば重課金者が無課金者の為のインフラを支えるビジネスモデルです。
ビジネスがビジネスとして成立し得なくなるような規制は慎むべきでしょう。
スペックとして二種類あってもいいとは思います。
現行のモデルに加え、ゲームそのものも定額の有料配信でゲーム販売収入と低水準の課金収入で運営していくスタイルですね。どっちかというとコンシューマとDLCのような形でしょうか。
これが顧客、運営側双方に支持されるかはわかりません。
3) 検定は必要か
パチンコの場合ですが、各種スペックは法律上の要件に適合しているかどうか検定を受けて出荷されます。
この検定制度のザル加減は置いといて、ソシャゲに関しても法的要件に適合した運営がされているか調査権を持つ機関(業界のお手盛り団体ではなく第三者機関の方が望ましい)があった方がいいかというとニュートラルです。
業界そのものがモラルの無い物になったと判断された場合は行政しかこれを規制し得ないと思いますので業界の自浄作用にまずは期待しようというのが私のスタンスです。
少し話は脱線しますが、以前の記事(リンク)で紹介したパズドラを始めた親子の親の方からパズドラのyoutube動画を見せないようにしているという話を聞きました。
理由はガチャ動画だそうです。
年末年始で私も結構なガチャを回しましたが、まだ小学生の子供に毎回数万円のガチャを回している動画から変に影響を受けて欲しくないそうです。
私は大人ですので、自分で稼ぐことのできる大人がガチャに入れ込んでる絵を見ても、それは各個人の楽しみ方だと割り切ることもできますし、大量のビューがある人間にとって、大量のガチャは事業経費の投入で十分な回収可能性が見込めるものだということも理解していますが子供にそれを期待するのは酷だと思いますし、親も心配になるでしょう。
ただこれに関しては、こういう物を一切排除するのは、最早できない世の中だと思います。
そういうコンテンツが排除されるべきものなら、私のブログだってそういう要素を含んでますし、それを踏まえて大人は教育していくしかないのでしょう。
最後に結論の出ない話を書いたので論点はぼやけてますが、1ユーザーとしては業界が健全にサービスを提供し続けてくれることを期待しているということだけ書いて終わりにしようと思います。
おまけ
親の方もパズドラを始めたようですが、最初に引いたのが闇カーリーだそうです。
可愛くないと本人は不満のようでしたが、無欲ってやっぱり最強ですね。

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基本的には出現率アップを謳ったものの、どうにもその効果が疑わしいというところが問題のようですが、ソシャゲというものにルールがどのレベルまで必要なのか少し真面目に考えてみようと思います。
1) ガチャ確率の公表は必要か。
限定的に必要だと思います。
例えばパズドラの場合、同一レアリティ間でも出現率に差異があるような体感があります。
仮にこれが真として同一レアリティに対する出現率が異なることを容易に想像できるユーザーは相対的に少数なのではないかと思います。
個体ごとの確率公表までは求めませんが★8なら○%から○%みたいな形でしっかり明示することは運営側が容易に排出率を操作していないという信頼感をユーザーに与える健全な方法では無いでしょうか。
2) 課金の最大値を抑えるような規制は必要か
最大レアの排出期待値を5万円程度に置く程度の規制。
大半の人には影響ないレベルの規制で十分だと思います。
パズドラですと5,000円につき17回のガチャが引けますので1/170が最大レアくらいまでは許容できます。
ちなみに1/170ですと1,500回ガチャしても引けないことは極稀に生じます。
この期待値を極端に低く設定、例えば1/50程度にすることには反対です。
無料で配布し無課金でもある程度遊べるゲームというのは、言い方を変えれば重課金者が無課金者の為のインフラを支えるビジネスモデルです。
ビジネスがビジネスとして成立し得なくなるような規制は慎むべきでしょう。
スペックとして二種類あってもいいとは思います。
現行のモデルに加え、ゲームそのものも定額の有料配信でゲーム販売収入と低水準の課金収入で運営していくスタイルですね。どっちかというとコンシューマとDLCのような形でしょうか。
これが顧客、運営側双方に支持されるかはわかりません。
3) 検定は必要か
パチンコの場合ですが、各種スペックは法律上の要件に適合しているかどうか検定を受けて出荷されます。
この検定制度のザル加減は置いといて、ソシャゲに関しても法的要件に適合した運営がされているか調査権を持つ機関(業界のお手盛り団体ではなく第三者機関の方が望ましい)があった方がいいかというとニュートラルです。
業界そのものがモラルの無い物になったと判断された場合は行政しかこれを規制し得ないと思いますので業界の自浄作用にまずは期待しようというのが私のスタンスです。
少し話は脱線しますが、以前の記事(リンク)で紹介したパズドラを始めた親子の親の方からパズドラのyoutube動画を見せないようにしているという話を聞きました。
理由はガチャ動画だそうです。
年末年始で私も結構なガチャを回しましたが、まだ小学生の子供に毎回数万円のガチャを回している動画から変に影響を受けて欲しくないそうです。
私は大人ですので、自分で稼ぐことのできる大人がガチャに入れ込んでる絵を見ても、それは各個人の楽しみ方だと割り切ることもできますし、大量のビューがある人間にとって、大量のガチャは事業経費の投入で十分な回収可能性が見込めるものだということも理解していますが子供にそれを期待するのは酷だと思いますし、親も心配になるでしょう。
ただこれに関しては、こういう物を一切排除するのは、最早できない世の中だと思います。
そういうコンテンツが排除されるべきものなら、私のブログだってそういう要素を含んでますし、それを踏まえて大人は教育していくしかないのでしょう。
最後に結論の出ない話を書いたので論点はぼやけてますが、1ユーザーとしては業界が健全にサービスを提供し続けてくれることを期待しているということだけ書いて終わりにしようと思います。
おまけ
親の方もパズドラを始めたようですが、最初に引いたのが闇カーリーだそうです。
可愛くないと本人は不満のようでしたが、無欲ってやっぱり最強ですね。

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最終更新日 : 2016-01-14