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黒猫時々パズドラ ラノベ好きが綴るゲームブログ

Top Page › 私の本棚~ラノベ編 › 東雲侑子シリーズ
2013-10-24 (Thu) 22:52

東雲侑子シリーズ

東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)
(2011/09/30)
森橋ビンゴ

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物静かな本が好きな同級生東雲侑子は作家デビューしているプロ作家だった。
ひょんなことから同級生の秘密を知ってしまった英太は男女の恋愛を学ぶ為の取材ということで東雲と疑似恋愛を始めるというお話です。

【この作品のいいところ】
・あの頃を思い出すピュアな恋愛模様

【この作品の悪いところ】
・特徴が無くコンプレックスを抱えたテンプレ主人公、もう少し色があってもいいのでは

【考えどころ】
1年で出会い2年の夏を過ぎるまで二人の間は決定的な物になりませんでした。
このくらいゆっくりな恋愛っていいですね。

恥ずかしながら僕にもそんな恋愛がありました。
高1の夏に知り合った子は親の仕事の都合で転校することが予め決まっていました。
友達として学校では仲良くさせてもらってました。
いなくなって初めて彼女をおいかけたくなって、ちょっとしたツテを辿って彼女の住所を調べ手紙を書きました。
今の時代だったら個人情報保護の観点でそもそも住所が調べられません。
ストーカーで捕まらなくて良かったです。
結局この恋愛が成就しなかったり、今まで自分物語に登場しなかった隣の高校の女の子が急に表れて告白してきて生まれて初めての彼女となったりするあたり現実とフィクションは異なるんだなという感じです。

そんな甘酸っぱい高校時代を思い出させてくれる東雲侑子シリーズ。
3巻とボリュームも手ごろですし、メディアミックスを意識したような展開も殆どない商売っ気の無さもあって文句なくお勧めです。

お勧め指数(10段階):10

書棚保管数:3
累計書棚保管数:283


最終更新日 : -0001-11-30

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