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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 9~11巻

Category私の本棚~ラノベ編
今日はダンまちの9~11巻です。
以下、ネタバレあり。


ベルが出会ったのは人間の言葉を理解するモンスター達。
彼ら「異端児」は一般のモンスターとも相容れない存在で、彼らを巡る狩る者、保護する者それぞれの思惑にベルは巻き込まれていく。

モンスターの少女ウィーネが密猟者イケロス・ファミリアに攫われたことに端を発したものの間に異端児と冒険者との争いが始まる。
ベル達との交流で一度は人間と理解しあえる未来への希望を抱いた「異端児」達であったが、イケロス・ファミリアの非道により怒りに支配され彼らとの戦う為、地上目指して侵攻を始める。
モンスターは殺すべきものという価値観の冒険者は地上への侵攻を食い止めるべく「異端児」達に立ちふさがる。

ベルの援護もあってイケロス・ファミリア団長ディックスを退けることは出来た「異端児」であったが、ディックスはウィーネの額にある魔石を奪い彼女を暴走させる。
暴走し地上を目指すウィーネ、後を追うベル。
地上ではロキ・ファミリアを始めとしたファミリアによるモンスター掃討戦が行われ、ウィーネを庇うベルは敵としてアイズの前に立ちふさがる。

モンスターを庇ったことでベルの名声は地に堕ちる。
そんな中で「異端児」をダンジョンに帰還させる作戦が行われた。
「異端児」を討伐したい一般冒険者、帰還させたいギルド・ヘスティアファミリア・ヘルメス。
帰還作戦が上手く行ったかに思えたそんな時、最後のどんでん返しが待っていた。

ざっというとこんな話でした。

選ばれし勇者のようなサクセスストーリーばかりじゃない。
今回、倒すべき存在であり忌み嫌う存在であるモンスターと交流を持ち、その価値観が大きく揺らぐベル。
ベルはベルらしいやり方で仲間を守ろうとした結果、一般大衆に背を向ける形となります。

ギルドは異端児と人間たち(一応エルフ等もいますので)がいずれ心を通わせることができるのではないかと考え、かなり入念に下準備を行ってきたようです。
ベルが偶然異端児と心を通わせた為、1つのテストケースとしてベルを活用しようと考えます。

一見ギルド側に与しているかのように見えたヘルメスですが、その真の目的はベルという英雄を育て上げること。
ベルの地に堕ちた名声を回復させる為に彼は最終的に「異端児」達を罠に嵌めます。

最終的には「異端児」達の中でも屈指の戦闘力をほこるミノタウロスは例のミノタウロスのリスポーンだったというのは、少々ご都合主義的ですが、街で暴れるミノタウロスに敢然と立ち向かうベルの姿は地に堕ちた名声を回復させるに十分なものでした。
今後は王道のダンジョン冒険に戻るようなことを11巻には書いてますが、それを経てどういう展開になっていくのか非常に気になりますね。

黒いヘルメスやフレイヤの動向、ロキやゼウス等も絡んでくるでしょうし、目が離せません。
私としてはこのダンまちは2016年一番楽しく読めたラノベだったと思っています。
多少、ネタバレをブログに書いてますがRPG好きな方なら一度読んでみてもいいのかなと思っています。



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