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厨二病をこじらせたアラフォー

Category日々の出来事
いきなりですが、僕はかなり現実的な方だと思います。
希望的観測で動くことはほぼ皆無ですし、精神論の類も嫌いです。
世間は解ってくれないとか会社は解ってくれないとか報われない自分を呪う言葉も殆ど吐きません。
嫌なら会社を辞めるか会社を変えるかすればいいと思っていますし、実際そうしてきました。
妙に大人になって「仕事は自分を高めてくれる」とか自分に言い聞かせるような嘘を他人に向けて発信することもありません。
実際、仕事というシビアな場面において色々学ぶべき点があるのは事実ですが、ここでいう嘘とは妙に宗教じみた綺麗事を吐く大人の口から紡がれる台詞を指します。

今の事務仕事は自分に出来ることをやっています。
誰かの傀儡になるのは嫌ですし、細々と指図され自由が無いのも嫌です。
だからある程度の裁量を頂けるように最低限の努力はしてきました。
世の中平均より遥かに自由にやれてる幸せなサラリーマン生活なのかもしれません。

一方で誰かの喜ぶ顔に触れたり、自分の作った製品が世に出たりすることもないので報われる瞬間を感じることはできません。
「事務系だってそういう喜びはあるよ」
こう言う方もいますが、そういう人の殆どが本気でそう思っているなら随分おめでたい人だっていうレベルの仕事しかしていないように思えます。
そう自分に言い聞かせないとやっていけないというなら、それを責める気にはなれません。

そういう甘い嘘が自分につけない性分のせいか、身を焦がすような生きてる感覚を味わえそうなフィクションがこの年になってもたまらなく好きです。
自分に成し得ないことをフィクションの世界で昇華させる。
平凡な毎日から突然の脱却というジャンルはアラフォー男の心の養分になっているようです。
日本が経済大国へ向かおうとした時代に「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉がありました。
世の中の片隅でつつましく生きている人間がスポーツに熱狂する様に昔は違和感がありました。
他人が主人公の世界に何故そこまで熱くなれるのかと思っていたのですが、自分と言う主人公が余りに地味でちっぽけなので漫画やゲームやラノベの世界に思いをはせることの多くなった今だと、そんな心境が少しは理解できるようになってきました。

オンタイムは現実的、オフタイムは妄想の中で…
中途半端に生きていくよりは、こっちの方が清々しいのでは?と自分を納得させつつ今日も締めたいと思います。



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