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2018-02-19 (Mon) 06:44

さよなら私のクラマー

今日は久しぶりに漫画の紹介です。

四月は君の嘘を連載してた新川直司さんの新作「さよなら私のクラマー」です。
周囲に恵まれず個人プレイと非難される周防すみれ
周防を庇ったのはチームメイトではなく対戦相手の主力である曽志崎緑。
結構容赦ない庇いっぷりをどうぞ。

チームメイト「周防、あんた何やってんのよ、なんで勝手に行くの、1人目立ちたかった?キープして上がり待てばよかったでしょ」
曽志崎「できねーよ、オメーラがグズだから」
チームメイト「曽志崎」
曽志崎「サポートが遅いから囲まれる前に周防は一人で持って行かざるを得なかったの、こっちはバックアップ待たれた方が楽だったわ
(以下ネチネチとディスる)」

トドメに「オメーラの怠慢棚に上げて周防一人悪者にしてんじゃねーよ」ですから。

まあ環境のせいで日の目を見ない周防と1からチームを作ってみたい曽志崎。
二人が選んだ蕨青南高校の新入生にはもう一人タレントがいたって話です。

【この作品のいいところ】
・登場人物が清々しいくらいにゲス
【この作品の悪いところ】
・テンポが遅い

【考えどころ】
青春漫画の登場人物は聖人じゃなきゃいかんのか?
正直ある程度以上に運動に秀でた奴なんて寧ろ人格的には普通に傲慢だったり勝ち気だったりするもんよ。
周防も曽志崎も対戦相手だって監督だって子供っぽいくらいに勝ち気でなきゃそこそこのレベルには行かないものだと思うのですが、そのあたりこの作品割とリアルです。
そんな勝ち気な乙女たちの日常会話も楽しい本作ですが欠点は進行の遅さ。
最新五巻の末尾で「この一戦からその名がとどろき始める」とか言ってるってことはワラビーズ強いぞって評判になるまでに丸5冊使ってる訳ですのでできればもう少し早めの進行でお願いしたいです。
女子サッカーという決してメジャーではないジャンルの作品ですので「俺たちの闘いはこれから」みたいなエンドになるのは勘弁。
きっちり最後まで書き切ってくれることを心から祈ってます。
評点は7をつけましたが最終的に8~9をつけることになるんじゃないかという期待値かなり込でございます。

お勧め指数(10段階):7

書棚保管数:5
累計書棚保管数:593





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最終更新日 : 2018-02-19

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