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りゅうおうのおしごと 1~3巻

Category私の本棚~ラノベ編
今日はラノベ「りゅうおうのおしごと」の紹介です。

史上四人目の中学生棋士にして最年少タイトル保持者九頭龍八一。
突然現れたおしかけ弟子は女子小学生。
全世界のロリコンたちに送るブヒブヒラノベの皮を被ってますが勝負の世界の厳しさを時にシリアスに時にコミカルに描いた作品です。

【この作品のいいところ】
・将棋を知らなくても勝負のアヤを解りやすく描く
【この作品の悪いところ】
・才能の無い凡人の嘆きの繰り返し

【考えどころ】
才能の無い人間はどこで諦めるのか。
実生活に置いてこの場面を目にすることはなかなかありません。
多くの凡人にとってそれは現実を見つめるという普通のプロセスです。
嘆き、もがき、しがみつき、最後にこぼれ落ちていくのは凡人目線で見るとこれもまた才気に溢れた方たちです。
才気同士が高いレベルで磨き合うからこそ輝く者がいてその陰になる者がいるだけの話です。

1巻で新しい才能(あい)が登場し、2巻で磨き合うべき才能(天衣)が登場します。
持たざる側の桂香の苦しみを才持つ側と思われていた銀子が支える3巻。
持たざる側のテンプレートのような桂香の苦悩よりも、女流棋士相手に負けを知らない天才のように扱われている銀子が自分が八一のような「将棋星人」ではない現実を受け入れ自分のやり方でそこに向かう強さには胸をうつものがありました。


お勧め指数(10段階):8

書棚保管数:3
累計書棚保管数:600

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